ほとんどの人は常念小屋の方へ下って行ったが、私達は分岐から前常念岳方面へ。
一気に人が減って、それはそれで良いのだが、なんだか、岩岩で歩きにくい道だなぁ。

常念小屋分岐 前常念岳への道から振り返って見た常念岳
前常念岳手前の分岐（常念小屋へは進入禁止） 岩の道

睡眠不足ですね、ガスって来たら眠くて眠くて……平らな岩の上でちょっと横になったのですが、また陽が射してきて、とても寝てられる状態ではありません。

その後も岩の上をフラフラフラフラ歩くというか、飛ぶというか、バランスが悪いのでとっても疲れます。
でも、前常念岳まではそれほど上り下りがなかったので、「あそこで魚が口を開けている」とか「カエルがいるよ」とか「あれはフグだな」なんて言っている余裕もありました。

前常念岳の石室先の下りがズリズリ滑って嫌な感じでした。

そして、岩が終わってからの樹林帯のジグザグ道の長いこと。
疲労困憊状態で登山口到着です。

いやはや、登山口を間違えたのは「ヒエ平から登れ」っていう神様の命令じゃなかったのかとマジで考えてしまった(^^;

歳のせいか寝不足のせいか、はたまた、暑さのせいか……疑問がいっぱいのバテ方でした。

石室 石室からの下り道
蝶ヶ岳・常念岳分岐 登山口はもう少し

登山口の水をがぶ飲みして生き返りました。

まだ１６時前なんですね。
温泉で汗を流してとも思っていたのですが、これなら明るいうちに帰れるかな？
温泉はやめて、車に乗り込みました。

途中で高速道路の渋滞アナウンスがあって一般道も走ったので明るいうちというわけにはいかなかったですが、そこそこの時間には家に戻れて良かったです。

今回は槍ヶ岳登山の予行演習的要素も有ったのですが、もう、これで充分満足かな。
槍ヶ岳は山小屋２〜３泊？　天気や激混みの小屋を想像して躊躇してます。
しかし、山小屋の朝晩の魅力にも抗しがたいものがありますね。ウーム、悩ましいことです(^^)

槍・穂を見てしまったんだなぁ。常に念じていれば叶えられるのさ。アッ、それで常念岳なの？
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