日光方面へ行ってきました。刈込湖、切込湖周辺を歩こうと思っての出発でしたが天気も良さそうだったので、これは高いところの方が楽しいかと金精トンネルの所の駐車場で急遽予定変更となりました。
「いつか金精峠から鬼怒沼方面へ歩いてみたいなあ」と思っていたのでその偵察に温泉ガ岳あたりまで行ってみようって魂胆です。
駐車場から金精神社へはすぐに急な登りとなります。足場も悪いです。体が鈍っているせいかとてもつらい。「しまった、予定変更しなければ良かった」と早くも後悔。
ちらほらと赤い葉っぱや黄色い葉っぱが見えるけど、楽しむ余裕もない。ひたすら丸太階段とにらめっこ。ウーッ、気持ち悪い。自分の運転に酔っぱらったのかな？
青息吐息の３０分で峠へ。金精神社で立派なものをありがたく参拝。参拝後は「金精峠」、「金精山」、「金精トンネル」等の言葉が妙にリアルで参った(^^;
絵はがきから抜け出てきたような男体山を眺めて、しばし休憩。風が冷たい。
金精山方面にも魅力を感じたが予定変更のまた変更でもないので、温泉ガ岳方面を目指しました。
コメツガとシャクナゲの緑の葉の中にナナカマドの赤い実が際立つ。見晴らしの良い所へ出ると菅沼・丸沼も眼下に現れる。残念ながら白根山の頂上は雲の中だ。
温泉ガ岳へも登ってみようと思っていたが、いつの間にか温泉平に着いてしまった。
「ここからピストンというのもちょっとなあ」ってことで念仏平避難小屋まで行って昼食にして帰ろうと刈込湖、切込湖や太郎山、大真名子山等の眺めを後に先を急ぎました。
避難小屋前の広場で休憩。休んでいるとなんだか肌寒い。
「ちょっと先の様子を見てくる」と妻が言うので、その間に食事の支度……と言っても缶ビールを開けてガスコンロに火をつけただけだけど。
ビールには真夏の汗が似合うようだ。背中の汗が冷たい状況のビールは今一つだった。
後から登ってきたご夫婦としばし談笑して、「さて、偵察もできたから温泉ガ岳の山頂を踏んで帰ろう」と荷物をまとめます。
妻が見てきたこの先の様子を私も知りたくてちょっと行ってみました。なかなかの景色じゃありませんか。「時間も時間だからもう少し先まで行ったら帰ろう」とちょっとお散歩です。
どこで引き返そうかと迷っていたら前方からの下山者に行き会いました。立ち話を少々。根名草山まで行っても暗くなる前には戻れそうな感触……行ってしまいました(^^;
山頂では禁断の鬼怒沼がバッチリ(^^)……日光沢温泉まで行ってしまいたかった。
明日の仕事をほっぽり出すわけにも行かず、かろうじて大人の分別？が勝って下山です。「金精峠〜鬼怒沼」の偵察のつもりが根名草山まで来てしまった。
こうなると、鬼怒沼山行が実現した時ってきっとこのコースじゃないだろうな。こんな簡単に夢を変更して良いものだろうか……計画通りことが運んだ試しがない。
弱ったものです(^^;
ついでに報告
帰りも時間に追われて温泉ガ岳は登山口を確認しただけでパスしてきました(^^;
金精峠から駐車場までの下り、丸太階段がききました。駐車場から眺めた男体山、夕陽が当たって綺麗でした。
月曜日、体がだるいです。 でも、無理して良かった……居直ってどうする(^^;