 過ぎゆく夏を追いかけて、高山植物をもう一度見ておきたい。加えて山の展望も楽しみたい。そんな気持ちで上信国境の山へ行って来ました。この方面、草津白根や四阿山、湯ノ丸に烏帽子、はたまた黒斑山、色々あって悩みますね。今回は花の数では定評のある池ノ平方面にしました。以前、ここの自然園だけ見物に行き、その時見上げた籠ノ登山から水ノ塔山へかけての赤ゾレの尾根が気になっていて……歩いてみたかったのです。 この時期、花では評判の場所らしく、静かな山歩きとはいきませんが、これでもか、これでもか、という感じの花のオン・パレード、満足でした。しばらくは見なくていいかもしれない（^_^） 展望の方は、快晴とはいかなかったので今一つでした。それでも、普段見慣れていない八が岳方面や北アルプス方面がちらっと見えて良い景色でした。 近くの湯ノ丸・烏帽子、四阿山がオイデ、オイデをしてました。 花の報告は咲いていた花の名前だけで相当長い文になってしまいそうなので、印象に残った花をいくつか……この時期の定番、ヤナギラン、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ノアザミ……色彩的にとても目立つ花達ですね。 西籠ノ登山への途中、ハナイカリ（この花、名前がわからずしばらく悩みながら歩いていました）とゴゼンタチバナの実、薄いピンク色のマツムシソウ、これが良かった。それから東西籠ノ登山の道、今回唯一静かな山歩きコースでした。 池ノ平の木道から眺めたウメバチソウ、はじめてで嬉しかった。ああ、それからこの地域の名物？イワインチンもいっぱい咲いていました。これも今回、すれ違ったどこかのご婦人に教えてもらったにわか仕込みの知識です(^_^; 雲上の丘から池ノ平駐車場までは少し人も少なくなったので、道ばたの花々をこれは何々、あれは何々と図鑑で今覚えたばかりの名前を確認しながら歩きました。 来年になればみ〜んな忘れているのでしょうけど(^_^; キオンとハンゴンソウ、アキノキリンソウの区別が自力でできたのが、今回、ちょっと嬉しかった。ミヤマキイロソウから一歩前進(^_^) |