高尾山(2012/04/01)


【登山日】 2012年4月1日(日)
【山  名】 高尾山(599m)
【コ ース】 高尾山口駅…6号路…高尾山…紅葉台…いろはの森コース…日影沢…花街道…高尾山口駅
【天  候】 晴
【人  数】 6人(Yさん、Pさん、Wさん、Fさん、トラベエ・妻)

6号路のハナネコノメ

今日は天候不順で延びていた「春の高尾を歩きましょう」の約束の日だ。

今日は雨も雪もないだろう。
今年は寒さで花々も遅れているとのこと、丁度良いタイミングかもしれない。

集合時間は9時半なので、わりと遅めの出発。
渋滞や駐車場がちょっと心配だが、ま、なんとかなるでしょう。

関越、圏央道と走り、先日開通したばかりの高尾山インターで降りた後、道を間違えてちょっと時間ロス。
それでも高尾山口駅へは余裕で到着。ヤレヤレと胸をなでおろしたのに満杯だってさ。
仕方がないので交通安全祈祷殿の駐車場に入り込んで登山支度。
駅前で待っていたみなさんの所に辿り着いた時間はWさんの時計ではセーフ、Fさんの時計ではアウト……ま、「きわどいセーフ」ということにしてもらって、挨拶をしたようなしないような状態で歩き出したのでありました。

遅刻したらYさん持参のお弁当を担ぐことになっていたようだが、それはFさんのトレーニングということで彼に背負ってもらいましょう。
Fさんはランにもご執心で今日は山頂から先へのランニング予定もあるらしい。
Fさんにとって多少の負荷はなんでもないのだ。ふくらはぎの筋肉が頼もしいぞ(そう指摘したら、ランに必要なのはお尻の筋肉だそうな……フーン、その道その道で色々あるんですね)

6号路歩き始めの石像群 びわ滝の案内板

初対面のPさんが今日の案内役?
初対面で「照れくさい」ようなことを言っていたけれど、静かについていきますから「よろしく」です。

今日のマークすべき人物は1にお弁当を担いでいるFさん、次に案内役のPさんだな。
後で聞いたらPさんもYさんのお弁当を担いでいたそうな……そういうことならFさんは無視して良かったのか(^^;

服を脱いだりしていても、誰も待っていてくれないし、人は多いし、マジで「迷子になったらどうしよう」ってFさん(というかお弁当)を視界に入れておくのに必死だったのだ?(^^;

びわ滝の先辺りでハナネコノメが現れた。
オォッ、まだ咲いていてくれて「ありがとう」です。
ヨゴレネコノメもそばに咲いていたが、このネーミングはかわいそう。
ハナネコノメの可憐さと比較してはいけないけどこの花にもそこはかと品格を感じるんだけどなぁ……ま、人の好みなんて千差万別?

ヨゴレネコノメ 山頂への道

前回の稲荷山コースより6号路は緩やかな道なのかな? 道端のお花を観察したり、お喋りをしていたら、なんだか、あっという間に山頂だったような。
思っていたほどの混雑も感じずにここまで登ってきたが、山頂はやっぱりそれなりの人だなぁ。
三角点で記念撮影。
富士山はかすかにそれらしきものが前方にあったようななかったような風情。(私には見えたが妻には見えなかったそうだ)

お昼は紅葉台でいただくことに。
祭り寿司にドーナツにお菓子に漬け物……おにぎりもザックには入っていたけど、それを出す必要はなかった。
ガツガツとむさぼったのでありまする。

昼食 祭り寿司

この後の行程はどうなるの?
私にわかっているのはFさんがここから走り出すということだけ。
さて、私は何処へ行くのでしょう?

Fさんを見送った後、お手洗いを済ませて、私達も出発。
いろはの森コースというのを歩くらしいです。

このコースは意外と静か。
無理矢理?「いろは」に名前を変えられた木があったり(木に名札が付いてます)、歌の書いてある立看板があったり(Wさんの珍解説が素晴らしかった)で、飽きない道だ。
特に下りというのが良いな。登りながらじゃ歌の迷、違った、名解説も聞いている余裕がないかも?

その後は日影沢と言うのかな?
沢周辺の花々を眺めたのだ。

何故か青い実が懐かしかった アズマイチゲ
ニリンソウ コチャルメルソウ

ニリンソウが咲き出した。アズマイチゲも咲き出した。ハナネコノメは赤いシベが少なくなっていたがまだ健在。
コチャルメルソウやエンゴサク、スミレも登場。アブラチャンやウメの花も目に付いた。
春ですね。

コーヒーショップでひと休みしてから花街道を歩いた。
他人様のお庭を覗いて「ああでもない、こうでもない」と言いながらカメラを構える。

コーヒーショップ コーヒーショップ

こういう行為は迷惑なことなのかそうでもないのかよくわからないが、「これだけ手入れして綺麗にしているんだもの、見て貰うって意識だってあるに違いない」と勝手に解釈。
違っていたらゴメンナサイですが、結構、無遠慮に楽しんでしまった。

ミツマタが綺麗、ウメが綺麗。オオイヌノフグリやツクシもあったなぁ。
レンギョウにツツジにスイセンにカタクリにスミレにオキナグサetc.……楽しい道だ。

オオイヌノフグリ、ツクシ オキナグサ
スミレ カタクリ

高尾天満宮のウメを眺めた先にはキバナアマナも咲いていた。
そして、その後には川沿いのウメが満開。
しみじみとウメを眺めたのは今年初めてかも? ウメさん、桜の前に咲けて良かったねぇ。
今年の梅の遅い開花にマジで桜と梅の競演の心配をしていました。

キバナアマナ
エンゴサク 梅の道

さてさて、のんびりゆっくりの高尾山オフもそろそろお終い?
高尾山口駅も間近の雰囲気。
街中をちょっと歩くと駅に到着。

オォッ、紅葉台で別れたFさんがやってくるではないか。
まさかと思っていたが、また、行き会えた。

そんじゃ、記念撮影を致しましょう。
「お気をつけて。また、会いましょう」の挨拶をしてお別れ。

祈祷殿駐車場を出たのは17時頃で帰宅は18時40分頃。
高尾山は意外と近いなぁ。
これはまた行かなくっちゃでございます(^^)

川沿いの梅

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