年末はそれなりに仕事も忙しい。休息日には家で英気を養うのが真っ当な過ごし方なのだろう。
それはそうだと思うんだけど……日曜日に家にいるとなんだか落ち着かないのも事実(^^;
遅い出発ではあったが、小野子三山縦走(出発時間がそれなりだったので「小野子山ピストンでも良いかな」との思いもあったのでした)へと出掛けたのだ。
小野子三山は14年ぶり? 15年ぶり?
ほとんど記憶がないまま、赤芝登山口到着。
10台くらい車が停まっていた。フーン、この時期の人気の山なのかも?
登山口の案内板を眺めたら、小野子三山縦走もなんとかなりそうな感じ。
「じゃ、取り敢えず、行けるところまで」とあたふたと支度して出発。
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赤芝登山口の案内板(画像クリックで拡大) |
赤芝登山口 |
全然記憶のない道をひたすら登る。
作業道のアスファルトが歩きにくい。
アスファルトの終わったところからが本格的な山歩き?
姉ツツジ(ゴヨウツツジ=シロヤシオ)までの道はもっと展望が良かったような気がしたが、木々が伸びたのかなぁ? ほとんど展望なし。地味な道をひたすら登った。
そう、三山縦走となると日暮れも気になるのだ。うつむき加減で頑張ったのだ。
今日は意外と暑い。汗も吹き出た。
姉ツツジってこういう木だったっけ? 記憶ほとんどなし。姉ツツジの向こうに見えた中ノ岳が遠いぞ。
「今日は小野子山だけかなぁ?」と気弱になりつつ、先を急いだ。
尾根へ出たら、記憶も蘇って、なんだか気持も良くなってきた。
尾根道を快適に小野子山へ。
小野子山到着は12時頃。
山歩きモードに入ったばかりだし、このまま、ピストンも寂しいか。
ササッと昼食を済ませて、中ノ岳目指して下ってしまった。
この辺りの斜面はカラマツ林なんだなぁ。黄葉の時期は綺麗かも?
機会があったら黄葉を愛でに、また、来てみよう。
って、今日は周りを眺めている余裕はないかも? 下り道はぬかっていて結構滑るんですな。
慎重、かつ、急いで下ろう。そう、日暮れを気にしないわけにはいかないのだ。
ウン? こちらへ登り返してくる人がいるぞ。
十二ヶ岳方面からピストン?
小野子山〜十二ヶ岳は結構アップダウンがあるので、私としてはピストンはイマイチなんだけど、林道歩きより楽しい?
帰り道はどうしよう?
ウーン、そういうことは十二ヶ岳まで行ってから考えることにしよう。
取り敢えずの目標は中ノ岳なのだ。
エスケープルートもチラッと確認しつつ、中ノ岳へと登った。
風が出てきて寒い。しかし、登りなんだから服を着込むのも「なんだかなぁ」って感じ。汗をかきつつも寒さに震えてしまった。
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小野子山の山名盤(画像クリックで拡大) |
中ノ岳山頂 |
中ノ岳山頂では小野子山、十二ヶ岳を交互に眺めながら水分補給。
座り込むこともなく十二ヶ岳へと進んだ。
「この先は下りが厳しかった」と言う妻の記憶に怯えての下りだったが、妻の記憶違いなのか、山道が変化したのか(そんなはずはない)、わりとあっけなく十二ヶ岳への登り口、男坂・女坂に到着。
直登気味の男坂を登って十二ヶ岳山頂へ。
オッ、ここは風がなくて暖かい。
期待の360度大展望は少々霞み気味ではあったが、まずまずのもの。
やれやれ、縦走、出来ちゃったなぁ。
帰りの心配もあるのだけれど、取り敢えずは山々を眺めて休まなくっちゃ。
山々を眺めたり、お茶を飲んだりしている間に他のグループは下山して私達だけの十二ヶ岳になってしまった。
先ほどまでのグループは下山の心配も見せずに寛いでいたが、小野上方面からの短時間歩行なのかな?
私達は赤芝登山口へ戻らなくてはならないのだが、どのコースで戻ろうか?
取り敢えず、女坂を下ろう。
分岐で「小野子山林道へ」の標識有り。登山口まで1,500mちょっと?
ウン? 登山口って何処?
よくわかんない標識だけど、風がビュービュー吹いていて寒いんだなぁ。
稜線のアップダウンより樹林帯の下りの方が魅力的かな?
標識を左折してエッチラオッチラ。
その後は作業道が交錯していて「???」という個所もあったが(薄暗い林の中を歩くのが嫌だったのでちょっと遠回りの作業道を歩いたようだ)、標識の「登山口」」なる場所へ出て、あとは延々と林道歩き。
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十二ヶ岳山頂 |
たかやま高原牧場と子持山 |
「この道、14、5年前の時も歩いたの?」、「ウーン、あの時はアスファルト道は歩かなかったけどなぁ……???」と時代の流れを感じつつ、結構な距離、林道を歩いて赤芝登山口到着。
小野子山〜十二ヶ岳ピストンとどちらが良かったんだろう?
登り出しの時間が時間だったから、ま、今日はこれが正解ということで……次回は姉ツツジの開花時期かな? それとも冬の十二ヶ岳大展望時期かな?
今日は忙しく歩いてしまったけれど、次回の小野子三山はのんびり楽しめると良いなぁ。 |