| 【登山日】 ２００８年６月１５日（日） 【山 名】 上州武尊山（沖武尊 2,158m) 【コ ース】 三合平登山口10:25…セビウス岳…クサリ場…日本武尊像…沖武尊13:15-13:45 …日本武尊像…クサリ場…セビウス岳…三合平登山口16:15 【天 候】 晴 【人 数】 ２人（トラベエ・妻） |
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| 沖武尊からの剣ヶ峰山方面 |
| 久しぶりに上州武尊山へ行ってきました。 東俣駐車場から歩こうとしたら武尊牧場との分岐個所で【落石のため通行止め】 仕方なく牧場（スキー場）下の駐車場に車を停めて、迷った末、リフト券購入。
【片道８００円、往復１，０００円】‥‥‥実はこのお値段にも悩んだのでありました。 下りのリフトは１６時３０分が最終。その時間に下山できなければ料金は無駄になるし、疲れた体にそれなりの下り時間が追加されるし‥‥。 ウーン、往復のリフト券を買ってしまえば頑張って歩くことになるでしょう？？？
リフトを乗り継いで三合平付近へ到着。ウン、それなりに標高は稼いだろう。 開花はもうちょっと先だと思っていたレンゲツツジが結構咲いていて嬉しい誤算。それを愛でていればそれなりに時間は過ぎまする。ウーム、これは深刻な誤算かも？ 登山者カードに記入して三合平を出発したのは10:25。帰りのリフト券は無駄になる？ 一抹の不安(^^; さぁっ、セッセと歩きましょう。 この道、緑が綺麗です。こんな道を時間に追われて必死に歩くのは野暮の骨頂でしょう。 と言いつつ、緑に染まりながら休憩時間短縮で快適な歩行？が続きます。 避難小屋にはわりと簡単に辿り着きました。フムフム、このペースなら帰りのリフトも大丈夫？
セビオス岳で尾瀬方面、日光方面の展望を楽しんで、中ノ岳を目指します。 あぁ、ここには雪どけの後にショジョウバカマ、ミツバオウレンが見られました。 雪どけ？………と云うことはこれから先にはグチャグチャ道が待っている？ そうなんですねぇ、この先は泥んこぐっちゃり道からザーザー雪どけ水が流れている登山道となるんですねぇ。 スパッツを着けるのも面倒だったので、ズボンの裾をめくって中ノ岳へと歩きました。
雪も現れて、空は青いし、足許は雪の反射で眩しいし……オオッ、久しぶりの日焼け気分も楽しいのだ。 ブナの根っこもまわりだけ雪が溶けてこの時期特有の風情です。 この先にはクサリもあったはず。中ノ岳が前方にドンと現れて……サァッ、これからが本格的な山歩き？ クサリの手前ではシラネアオイやムラサキヤシオ、ミネザクラ（終盤）も迎えてくれて、空は青いしクサリも興味深いし（以前の記憶がほとんどありません）……久しぶりの上州武尊はとても楽しいです。 クサリ個所では下りの団体さんの通過をちょっと待ってからエッチラオッチラ……あぁ、特別の恐怖感がないので記憶が飛んでいたようです。 クサリも難なくクリア？して先を急いだら雪田のお出まし。 予想外（私の頭の中に「雪」がなかっただけ？）の雪の量が嬉しいです。 空は青で眩しい。うつむけば雪が眩しい。ミネザクラ越しの前方の山々も良いなぁ。
セッセセッセと快適に進んで前武尊方面からの分岐到着。 オオッ、剣ヶ峰山の勇姿も久しぶりだなぁ。さぁ、沖武尊まではもう一頑張りです。 少々帰りのリフト時間が気になっていたのですが、この歩行ペースならなんとかなるかな？ 日本武尊像に軽く頭を下げて、もう一踏ん張り。沖武尊到着は13:15 アラッ、意外にも山頂には誰もいません。 360度の展望を楽しんで‥‥‥と言っても、帰りのリフトが気になって滞在時間は短いです。 いろんな山々が見えていましたが、やっぱり、目の前の剣ヶ峰山が気になるなぁ。 ツンとしたあの尖り、良いんだなぁ。また、あっち方面から歩けると良いなぁ。
おにぎりをパクついて13:45下山開始。 行きには我慢した日本武尊像でデジカメなんぞを構えたら結構な時間の消費。ムッ、16:30のリフトが危うい？ 急ごう、急ごう……と言いつつ前武尊分岐ではまたまた沖武尊、剣ヶ峰山との別れを惜しんでデジカメ休憩。 足許を見ればミツバオウレンもそこかしこ。ピンぼけ写真が数枚増えてしまった。
その後も雪田から至仏山や燧ヶ岳にカメラを向けて、クサリ下ではシラネアオイ、ムラサキヤシオも無視できず……登り下りに所用時間の変化はないかも？ セビオス岳手前で左足痙攣のアクシデント。 水分補給をしてちょっと休んだら治ったので安堵したが、ウーム、無理はできません。 最終リフト16:30に気が急いているのかなぁ？ セビオス岳から避難小屋までが気分的に長かった。 避難小屋へ想定時間内に着けてヤレヤレの心境。 後はのんびり緑の中を下りましょう。
16:15 登山口到着。 牧場のレンゲツツジを再度眺めてリフト乗り場へと急いだのでありました。 リフトから眺めた上州武尊山、「あぁ、あの雪田を歩いたのか」と行きのリフトで眺めたのとは、また、ひと味違った風景だ。ウン、リフトの最終に間に合った安堵感、達成感もあって満足の山でした。 帰りは花咲温泉から川場村を通って沼田インターへ。高速道路を使ったら明るいうちに家に着いてしまった。 「上州武尊山は意外と近い」の再発見。秋にでもまた歩けると良いなあ。 |
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| 武尊牧場 |