 久しぶりの山行は湯ノ丸山へ。地蔵峠へは雪道の運転が心配だったので長野県東部町側から入った。除雪がしっかりされていて道路に雪は全くなし。 スキー場もこの時期はそれほどの混雑もない様子。 凍った雪が所々に残っている駐車場に車を停めて登山支度。 支度と言っても、今日は日焼け止めとサングラスを忘れなければＯＫかな？ 風もそれほどなさそう。スノーシューとストックをぶら下げてキャンプ場方面へ出発。 烏帽子岳との分岐はもっと先のようだったが、この時期はどこでも歩けるのでキャンプ場からツツジ平方面へとカラマツ林をスノーシューで歩む。  ツツジ平には誰もいない。レンゲツツジの頃の賑わいが嘘のよう。雪原に裸木がポツリポツリ……結構メルヘンチックな風景だ。籠ノ登山や四阿山が大きい。 湯ノ丸山山頂付近では何かがキラキラ反射している。スノボーのグループが登っているようだ。 そう言えば駐車場でザックにスノーシューを突っ込んでいたボーダーがいたなあ。 ふーむ、一気に滑り降りるのも楽しいだろうなあ。みなさん、いろんな楽しみ方があるようだ。  スノボーにもスキーにも縁のない私達は亀足で湯ノ丸山を目指そう。ウン？ 山頂を目指すときは彼らも滑って行けるわけではないのか(^^; 東屋の所の鐘をついてからは急登になってくる。時々、振り返ると籠ノ登山の後ろに浅間山の噴煙が見え出す。 眼下のツツジ平は優しい雰囲気だ。 直登がきつくなってきてジグザグ歩行。スノーシューが重い。フーフー言って湯ノ丸山南峰到着。 風が冷たい。 さっきまでは良く見えていた八ヶ岳方面はぼんやりとした景色になってしまった。  ウインドブレーカーを着込んで北峰へ。北峰も寒い。岩影でそそくさと昼食にして数分で退散。山頂独占なのにもったいないことです。 南峰からの下りはアッという間。籠ノ登山を目の前にしての下りは結構楽しい。 ツツジ平で湯ノ丸山を振り返った後は、カラマツ林を好き勝手に下山。 気軽なスノーハイクのつもりが、意外に足腰への負担があった。 体が鈍っているのか体調がイマイチなのか？？？ 帰りは道路の雪の心配もなさそうなので群馬県嬬恋村方面へ。 途中、名物？のキムチ漬けを探したり、川原湯温泉に立ち寄ったり……夕暮れと競争で帰宅となった。 ３月の山行もこれでおしまい。しばらくはスノーシューの出番はないのかな？ |